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2017/06/09

【ライダーレポート】藤村飛丸選手 Coupe du Japon 第2戦 富士見パノラマリゾート

先に行われた、「Coupe du Japon 第2戦 富士見パノラマリゾート」に、
COMMENCALライダーの藤村選手が参戦いたしました!

タイムドセッションでは雨、予選では曇りのウェットコンディション、決勝はドライコンディションと刻々と変わる難しい状況下で、見事6位を獲得いたしました!

参戦いたしました藤村選手よりレースレポートが届きましたので、みなさまにお伝えします。

【以下 藤村選手レポートより】
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【Coupe du Japon 第2戦 富士見パノラマリゾート】

2017年5月26・27日【天候:雨・晴れ】
コンディション:ウエット・ドライ

使用機材:COMMENCAL SUPREME DH V4.2

タイムドセッション:4位
予選:5位
決勝:6位

今大会は前回大会の箱館山スキー場での、自身最高位の7位から、どれだけ上に食い込んで行けるかが大きな課題となっていた。しかし、富士見パノラマリゾート特有の固い路面に加え、雨が降るとのことで苦手意識が強い中での会場入りとなった。

26日(練習・タイムドセッション)は予報通り雨が降ったり止んだりの天候の中行われた。今大会は1人での練習走行をメインとし、自分の限界点を見つめることを意識して練習を繰り返した。固い路面と雨の影響で所々でスケートリンクの様に滑りやすいコンディションとなっており、練習では限界を求めるあまり約4回クラッシュし、身も心も擦り減る練習となってしまった。その後、消極的な気持ちでタイムドセッションに挑んでしまう結果となってしまったが、蓋を開けてみれば4位で初日のタイム計測を終えることができた。

27日(練習・予選・決勝)は夜中の大雨からは嘘のような快晴の中行われた。予選と決勝が行われる日は練習時間が限られるので、前日のタイムドセッションからの考察のもと、計画的に行うことを心掛けた。朝一から練習し、コースコンディションの悪さに戸惑った。真っ直ぐ走るのも難しい状況だった。しかし、練習を繰り返していく内にコンディションは回復傾向にあり、予選ではタイヤをドライタイヤにするか迷うほどだったが、練習通りのイメージを尊重するべく、ウエットタイヤのまま予選を走ることにした。今大会は予選落ちの無いスーパーエリート選手に入れたため、攻めの走りを意識しながらも、コース状況を確認したがら、落ち着いて予選を走行することができた。

決勝を走る時には路面状況は完全にドライだと予測され、タイヤを変えるべきか迷ったが、周りの方からのアドバイスもありドライタイヤでの優位点を尊重し、恐れず攻めの走りをしようと決意した。決勝では、当然コースは荒れた状態が予測されたので、全開で走りつつも、突発的なアクシデントに全神経を集中させた。途中何回かフロントタイヤがスリップしてしまったが、リカバーし自身の実力は出し切りゴールできた。

1位の選手から差は9秒あり、まだまだ詰めれるところはあると実感すると同時に、私を含め下位5名の選手との差は1秒無いことから、勝負強さは発揮できたと感じたし、箱館山スキー場に続き、苦手意識がある富士見パノラマリゾートにて、自身最高位で終えれたことは自信にし、次にも繋げていきたい。

何より、自身が駆るCOMMENCALのSUPREME DH V4.2 の独特なリンクシステムのお陰で、バイク操作性の軽さに加え、懐の深さを強みにハイスピードかつテクニカルな富士見パノラマリゾートにて6位という結果を残せた。今年から今のバイクへ乗り換え、1つ上のレベルでダウンヒルをできていると実感している。

次戦の富士見パノラマリゾートでは全日本選手権が行われるが、それまでに数戦の大会を経て、自身の調子のピークを全日本選手権で迎えられる様にしっかりと日々の練習やトレーニングに気を使っていきたいと考える。



最後になりましたが、今大会もスポンサー様をはじめ、沢山の方からの応援や助けをいただきレースを無事走ることができました。本当にありがとうございました。

藤村飛丸(COMMENCAL/BlankyDog)
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自身が苦手という会場で、かつ刻々変わる難しいコンディション...。
その中でも着実に、勝負強さを発揮してしっかりと結果を残す藤村選手。
冷静ながらも攻めるスタイルの走りで魅了してくれますね!

今後もCOMMENCALライダー・藤村飛丸選手の応援を全力でお願いします!



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