2000年マックスコメンサルは、自らが理想とする自転車を作る為、フランス南境はピレネー山脈中に位置するアンドラ共和国にコメンサルを設立する。

創設者であるマックスは、当初モーターバイクの設計をしており、自らパリダカに六回出場する程熱を入れていたが、子供好きが高じて造ったBMXをきっかけに自転車に魅せられ、SUNNの設計者となる。1982年〜1988年はBMXを専門に設計、その後MTBの楽しさにとりこになりMTBの開発に今までのノウハウをすべて注ぎ込んだ。当時開発したMTBのジオメトリーは現在のMTBに近いものであった。

コメンサルバイクは誕生以来、フランス国内外で多くの賞を獲得しておりその品質の高さを物語っている。
コンタクトシステム、パーフェフェクトチュービング等常に進化を遂げておりこれまでにマックスが設計したバイクは、76人のチャンピオンを輩出し8年目に入る現在、コメンサルバイクは、22ヶ国で販売されるまでに成長した。

コメンサルはマックス・コメンサルがプロデュースしており、ブランド名に自分の名前をつけることは責任やバイクに対する製作者としての自信を明確にしているのです。

 
 
 
 
  ここフランスにも山がある。世界各国に山がある。そこがマウンテンバイクのフィールド。場所は違えど、ライダーが求めるのはバイクのクオリティーで、ライダーがほしいバイクを真剣に製作していきます。私達は数多くのライダーをサポートし、ライダーや開発者から独創的発想を実現して行きます。これは、私たちがマウンテンバイクが好きだからです。数多くの世界中のライダーにコメンサルを体感してほしい。
 
 
 
パーフェクトサイズチュービング(PST)は、ライダーの体重は身長に比例するという単純かつ明快な発想から生まれました。つまりサイズの大きいフレームほど、チューブに掛かるストレスが大きくなる傾向にあると考えたのです。
特にフロントトライアングルを構成するシートチューブ及びトップチューブは、サドルを通しライダーの2/3の重量を支える為、その傾向が顕著です。
コメンサルでは車体重量が性能差として現れやすいMetaシリーズ及びNuts5(Flame)に対し、・S/M サイズに比べ ・L/XLのシートチューブとトップチューブの径を大きく肉厚にし、効率的な荷重の分散とフレーム強度の向上を図る設計を施しています。
 
Contact system これは、Supreme及びMetaシリーズに採用されているリアサスペンションコンセプト。ペダリングへの影響を最小限にとどめ最大限のグリップを得るとことを目的としています。シングルピボットリンクシステムにおいてその位置を何処に置くかは非常に重要です。
 

 

Metaシリーズは登坂から下りまで、すべてのフィールドをカバーしている為、水平時を基準に重量バランスを45:55=前輪:後輪に設定しています。(図A)

対してSupremeシリーズでは、ダウンヒル時を基準に前後重量バランスが最適化されており、水平時では30:70=前輪:後輪になるように位置する。(図B)
メインピボットの垂直位置はペダリング時のポビング及びキックバックの発生に大きく関係します。これはペダリングにより発生するトルクがサスペンションに如何に作用するかによります。
図Cのような下りにおいて前後重量バランスが50:50になっているため、下りでのアドバンテージを最高にし、登りもこなすオールマウンテンバイクシステムである。

メインピボットの垂直位置はペダリング時のポビング及びキックバックの発生に大きく関係します。これはペダリングにより発生するトルクがサスペンションに如何に作用するかによります。
ピボット位置がチェーンラインより下にある場合はペダリングトルクがサスペンションを縮む方向に働く為、ポビングが発生します。一方、ピボット位置がチェーンラインよりも上にある場合は、ペダリングトルクがサスペンションを伸ばす方向に働きキックバックが発生します。

 
トランスミッションのスタンダードな形としてフロントで三枚のギアを使用している現状では、すべてのギアで完璧なポジションを探すのは非常に困難であり、使用状況に沿う妥協点を見出さなくてはいけません。
- インナーギアはゆっくりしたスピードでのクライミング時に最も使用されます。ボビングは押さえ込みキックバックを利用する事でバイクは前へ前へ進みます。
- センターギアは最も頻繁に使用されるため、ポビングが発生しない事が重要です。その為、ピボットはセンターギアよりも上部に設定されます。
- アウターギアはダウンヒルやトップスピード時に使用される為、ペダリング効率よりもグリップ力の増大やサスペンション動作が優先されます。
これらの仮定により、ピボット位置はアウターとセンターの1/3に設定されます。なお、SupremeDHでは、42Tチェーンリング使用を仮定しその頂点上に設定しております。
フレームとリアユニットと繋ぐロッカーリンクシステムはサスペンションのプログレッシブ感をコントロールするうえで重要な働きをしています。コメンサルはサスペンションシステムを開発する上でデータ解析テクノロジーを使用し、サスペンションのベストな位置を見つけるだけでなく、ライダーとバイクの相互作用を完全に把握する事が可能です。また、メインピボットには左右2セットづつ計4セットのシールドベアリングが圧入されており、リアバックのスムーズ感と剛性を実現しています。
 
ブーメランスウィングアームは、ハイドロフォーングを使って成形しており、07年モデルのリアバックと比較し150g軽量、剛性は8%あげることになり、更には、リンク構成部品も見直し、すべてのMetaシリーズにおいて、07Meta4Xのリンクと同じ肉厚の高剛性な物を採用しました。これによりリンクシステムは僅か30gの重量増で、これまでの三倍以上の寿命が期待できます。スウィングアームの形状変更は、フロントトライアングルにフロントディレーラーの取り付けが可能となり、変速のレスポンスを向上させ、チェーントラブルの回避にも大きく貢献する事も実現しました。
 
 
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